広告ランクについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

広告ランクについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

  1. 広告ランクとは
  2. 品質スコアとは
  3. 品質スコアの決定要因

1. 広告ランクとは


広告ランクとは、名前の通り広告のランキングで、広告掲載順位を表します。ネット広告のランキングは、単純に高額な入札単価を設定したからといって必ず上位になるということではありません。もちろん、広告ランクには入札単価も影響しますが、それと同時に品質スコアも重視されます。つまり、ネット広告の掲載順位は、「広告ランク=入札単価×品質スコア」という考え方が一般的とされています。予算があり入札単価を高く設定できればいいのですが、低予算の場合は品質スコアの向上を目指して広告ランクを上げることが必要になります。

2. 品質スコアとは


品質スコアは1~10段階で評価されます。Googleでは「GoogleAdWords」、Yahooでは「Yahooスポンサードサーチ」という評価者がそれぞれの広告の質を評価します。品質スコアによって広告ランクは変動します。例えば、A広告は入札単価が120円、品質スコアが6とすると「120円×6=720点」となります。一方でB広告は入札単価が200円、品質スコアが3とすると「200円×3=600点」となり、A広告の方が掲載順位は上になります。このように、決して「入札単価が高い=掲載順位が上位」ということではなく、しっかりと品質スコアを上げる改善もするべきです。

3. 品質スコアの決定要因


品質スコアの決定要因としては、「クリック数」、「キーワードと広告見出し文の関連性」、「サイトの質」が主に挙げられます。「クリック数」はユーザーにどれだけ必要性を感じてもらっているかという点で評価対象となります。「クリック数が少ない=必要性が無い」と判断され、品質スコアを下げる要因になります。「キーワードと広告見出し文の関連性」は設定キーワードと広告が結びついているかという点で評価対象となります。例えば、「ゴルフ」についての広告を掲載しているのに、内容が「釣り」や「健康食品」ということであれば関連性が低く、低評価となります。「サイトの質」は、ランディングページが整っているかどうかという点で評価対象となります。ランディングページの内容が「広告見出し文」や「設定キーワード」との関連性が低ければ低いほど評価は下がります。