インプレッションシェアについて|ウェブ担当者が押さえるておきたい用語集

1. インプレッションシェアとは
2. インプレッションシェアの算出方法
3. インプレッションシェアの重要性
4. 機会損失を減らすためには

1. インプレッションシェアとは

インプレッションシェアとは、インプレッション(広告表示)の可能性があった回数(表示された回数も含む)に対して、実際にインプレッションされた回数をパーセンテージで表したものです。インプレッションシェアは当然100％に近いことが望ましく、「機会損失(表示される可能性があったが、様々な要因で表示されなかったこと)」を少なくすることが重要です。「機会損失」の要因は入札で負けることや、予算の設定ミス等によるものとされています。

2. インプレッションシェアの算出方法

インプレッションシェアは、「実際のインプレッションの回数÷インプレッションの可能性があった回数(表示された回数も含む)」で算出できます。実際のインプレッション回数が50回とし、インプレッションの可能性があった回数を100回とすると、「50÷100=0.5」でインプレッションシェアは50％となります。実際のインプレッション回数が1,000回とし、インプレッションの可能性があった回数を10,000回とすると、「1,000÷10,000=0.1」でインプレッションシェアは10％となります。広告予算やCPCをうまくコントロールし、機会損失を最小限に抑え、インプレッションシェアを高めることが重要です。

3. インプレッションシェアの重要性

インプレッションシェアは上記でも簡単に触れたように、機会損失(表示される可能性があったが、様々な要因で表示されなかったこと)がどれだけあったかも分かります。つまり、機会損失が多いと、予算や上限単価等の設定が的確にされていない可能性が考えられます。意識的にインプレッションシェアを確認できていれば、無駄な広告費を出費する前に、改善を行い、すぐにウェブ広告を有効活用化ができるのです。

1. 機会損失を少なくするためには

機会損失を少なくする対策としては、「予算面」と「キーワード面」があります。よく調べられるという「ビッグワード」を設定してクリックされると、低予算の場合、すぐに設定予算に達してしまい機会損失が発生します。また、入札で競り勝つために上限CPC(1クリックに支払う上限単価)を引き上げる作戦もあります。上限CPCを引き上げる方法は結局予算次第ということがありますので、まずは適正なキーワード設定ができているかをチェックすることがおすすめです。誰でも機会損失を無くして、インプレッションシェアを100％に近付けたいと考えておりますので、他社との競争に負けないように予算とキーワード設定は綿密に設定することが重要です。