CPAについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

CPAについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

  1. CPAとは
  2. CPAの算出方法
  3. CPAの重要性

1. CPAとは


CPAとは、コンバージョンを1件獲得する際にかかった費用のことで、「Cost Per Acquisition」の略です。また、「成果単価」とも呼ばれることもあり、商品1件の購入にかかった広告費用、会員登録1件にかかった広告費用等とコンバージョンの設定によって対象が変わってきます。CPAは1件の成約にかかった費用ということで、ネット広告を活用する中で運用性の高さが明らかになります。基準値は一概に言えませんが、CPAが高いと費用対効果が悪く効果的にネット広告を活用できていないことになります。

2. CPAの算出方法


CPAは「発生した広告費用÷コンバージョン数」で算出することができます。ある月に発生した広告費用が100,000円とし、コンバージョン数が100人とすると、CPAは1,000円となります。また、ある月に発生した広告費用が500,000円で、コンバージョン数が200人とすると、CPAは2,500円となります。このように、コンバージョンを1つ獲得する際にいくらの広告費用がかかっているのかを確認し、CPAを抑えていくことが重要になってきます。

3. CPAの重要性


CPAは、1つのコンバージョンを獲得するのにどれだけの費用を費やしたのかを把握する上で重要な指標となってきます。費用対効果という面で考えると、広告経由からのコンバージョンで得た売り上げが広告費の投資額を上回っているのか、ということが重要です。CPAを下げるということは大切なことの1つですが、利益が上がる一方もしかするとCVR(コンバージョン率)が低下している可能性もあります。CVR等、他の指標も参考にしつつ、適正なCPAを目指して運営していくことをおすすめします。