リターゲティングについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

リターゲティングについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

  1. リターゲティングとは
  2. リターゲティングの特性
  3. リターゲティングをうまく活用するには

1. リターゲティングとは


リターゲティングとは、自社サイトに一度訪れたユーザーに対して、再度広告を掲載することです。この広告方法はグーグル広告では「リマーケティング」、ヤフー広告では「サイトリターゲティング」と呼ばれています。約9割の顧客が興味・関心があっても検討段階で一度サイトを離脱します。そこでリターゲティングはうまく運用できれば、一度サイトを訪問した顧客が再度掲載された広告を見て回帰しコンバージョンにつながる可能性を秘めています。

2. リターゲティングの特性


リターゲティングは旅行、不動産、人材、個人経営のECショップ等で自社製品を販売する等のBtoCの業者はもちろん、BtoBの業者でも採用活動等に活用できます。一度自社サイトを訪問したということは顧客の興味・関心が高いと考えられますので、クリックやコンバージョンにつながる可能性が非常に高いです。逆に何度もリターゲティングによって広告を掲載してしまうと、不快感を与えてしまう恐れもありますので、バランスを考えて運用することが重要です。

3. リターゲティングをうまく活用するには


リターゲティングは一度自社サイトを訪問したユーザーに対して再度広告を掲載し回帰してもらうことが大きな利点です。その中で、採用に力を入れている企業であれば、自社サイトの「採用ページ」をクリックしてサイトから離脱したユーザーだけに対してリターゲティングを行えます。また、特設ページ(「年末年始旅行」、「母の日」等のイベントページ)に訪問したユーザーのみにリターゲティングを行うことも可能です。リターゲティングの掲載頻度はコントロールすることが可能ですので、ユーザーが同じ広告によって不快に感じたりすることのないように定期的に掲載する設定を行うことをおすすめします。このように、自社が今どの分野に注力してウェブ広告を運営するのかを柔軟に設定できます。