クリックシェアについて|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集
- クリックシェアとは
- クリックシェアの算出方法
- クリックシェアの重要性
1. クリックシェアとは
クリックシェアとはインプレッションシェアと考え方が近く、クリックされる可能性があった広告が実際に何回クリックされたかをパーセンテージで表したものです。Google広告で適用されており、インプレッションシェアと合わせて参考にするパターンが多いです。「クリックされる可能性があった」という前提なので、インプレッションシェア同様にクリックシェアは推定データとして扱うものです。
2. クリックシェアの算出方法
クリックシェアは上部でも述べたように、インプレッションシェアと考え方は近いです。ですので、「実際にクリックされた回数÷クリックされる可能性があった回数(実際にクリックされた回数も含む)」で算出できます。
例えば、クリックされる可能性があった回数が1,000回、実際にクリックされた回数が20回とすると、「20÷100=0.2」となりクリックシェアは20%となります。
また、クリックされる可能性があった回数が10,000回、実際にクリックされた回数が5,000回とすると、「5,000÷10,000=0.5」となりクリックシェアは50%になります。
クリックシェアはキーワード別、広告キャンペーン別で確認することができ、重要な指標の一つなのでしっかりと把握するようにしましょう。
3. クリックシェアの重要性
当然ながらクリックはインプレッションに対して行われます。インプレッションシェアが100%に近いのに、クリックシェアが少ない場合があります。それは他社の広告掲載競争に勝ち抜いているにも関わらず、ユーザーの興味関心を引き立たせる見出しになっていない可能性があります。また、クリックシェアが20%の場合、コンバージョンがそこそこ取れているとすると、単純に80%分のクリックシェアを上げることでコンバージョンも増える可能性もあります。このように、クリックシェアはインプレッションやコンバージョンと結び付けて数値化すると、課題や売り上げの見込みを明確にしてくれます。
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