クリック数とは|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

クリック数とは|ウェブ担当者が押さえておきたい用語集

  1. クリック数とは一体なんだろう?
  2. クリック数を上げるための策とは?

1. クリック数とは一体なんだろう?


 クリック数とは、広告が検索ユーザーによってクリックされた回数を指します。クリック数は、どれだけ自社のウェブサイトに顧客を誘導できたかにつながりますので、成約数等に直結するとても重要な指標の一つです。ただ、「クリック数=自社サイトを見てくれた」ということではありません。クリック数はあくまで広告で掲載してあるURLをクリックした回数になりますので注意しましょう。
 しかし、ユーザーに自社サイトへ訪問してもらうためには、クリックというアクションは必須となります。ネット広告を配信する上でも、ユーザーが目にした際、クリックしたくなるような見出し文等を設定することが重要です。
 また、ネット広告にはクリックされたタイミングで費用が発生するクリック課金型という種類の広告も存在します。クリック課金型広告では、クリック数が多ければ多いほど、1クリックにおける単価が安くなるメリットもあります。

2. クリック数を上げるための策とは?


 クリック数を上げるためには最低でもこの2点は意識をする必要があります。

①掲載順位を上げること
 どれだけいいサービス、製品をサイトに掲載していても、ユーザーの目に入らなければ意味はありません。皆さんも経験があるかと思いますが、ユーザーは検索時、上位の検索結果を見て、スクロールをして下位の検索結果を見る可能性は低いです。掲載順位を上げるには、サイトの品質、サイトと設定キーワードの関連性、予算等の要因があります。

②広告の見出し文(サイトをクリックする部分の下部に書かれた文章)を改善して顧客の興味を引くこと
 全ユーザーが必ずしも掲載順位トップしか見ないということはなく、場合によってはスクロールして検索結果を下まで確認する場合もあります。広告費に割く予算に余裕がなく、掲載順位のトップにもっていくことが難しい場合でも、ユーザーが興味を持つような見出し文を掲載して、細かなニーズでもしっかりと繋げられるようにしましょう。反対に、検索結果が上位でも、見出し文がユーザーにとって興味関心が低ければクリックされる可能性は下がります。
 
 自社サイトのクリック数を増やすために、掲載順位を上位表示、見出し文の改善をすぐに実行できる場合はベストです。しかし、予算面で厳しい場合は、広告の質(別途説明)を上げるよう改善していきましょう。